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土木事業
高い構造物の耐震補強急速施工法

高構造物の耐震補強急速施工法

高いRC橋脚を耐震補強する場合、
従来の枠組み足場では多くの労力と工期が必要でした。
そこで、橋脚く体に沿って作業床(昇降式足場)を取り囲むように一体化し、
マスト(支柱)を抱込みながら橋脚を上下することにより、
ジベル筋、軸方向鉄筋、帯鉄筋の組立が連続的に施工可能となります。

従来の枠組足場による施工状況
昇降式足場による角錐高橋脚施工
昇降式足場による円錐高橋脚施工

特徴

● 昇降式足場は任意の位置で作業出来るため不安全作業とならないこと、
 作業床内からの作業が可能であることなどから、施工性や安全性が向上

● 大きなクレーンを必要としないこと、作業ヤードや工事用通路が小規模となることなどから、
 工程短縮が可能となるため全体工事費の縮減が可能

効果

● 高さが30 m程度の橋脚を枠組み足場により耐震補強を施工した場合と昇降式足場とで
 比較すると30%の工程短縮

仕様・積載荷重:2,500 kg~3,900 kg(ツイン仕様)
・最大有効巾:32.1 m
・床巾:1.3m
・壁繋ぎ間隔:6~8 m
・最大設置高さ:210 m
施工実績・東日本旅客鉄道株式会社 
 高橋脚の角・四角推橋脚、円錐橋脚等の耐震補強工事の29 基で施工
開発パート ナー株式会社タカミヤ