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協力会社とともに

WITHPARTNER

東鉄工業グループの事業は、多種多様な協力会社から施工および資材調達等のサポートをいただいて成り立っております。 当社は協力会社の方々を大切なビジネスパートナーと考え、適正な取引と相互の信頼関係の向上に努めております。

パートナーシップ構築宣言

当社は、経団連、連合および関係大臣が推進する「パートナーシップ構築宣言」に賛同しています。これは、サプライチェーン全体の共存共栄や、望ましい取引慣行の遵守等についての方針を作成・公表することで、中小企業の事業継続・取引 適正化を官民で後押しすることを趣旨とする取組みです。
これまでも「東鉄工業グループ調達・外注方針」、「東鉄工業グループ取引先ガイドライン」の制定などESG経営の取組みを強化してまいりました。 これに加えて本宣言を通じて、事業活動の最重要パートナーである取引先の皆さまとの連携を進め、新たなパートナーシップと相互の信頼関係を構築してまいります。

協力会社とのコミュニケーション

当社は、協力会社と一体となって事業を推進し発展していくため、協力会社とのコミュニケーションを大切にしております。
東鉄工業安全衛生協力会にはさまざまな工種の協力会社が加盟しており、安全大会をはじめ、安全パトロールなどの定期的な活動のほか功績者の表彰などを行っております。
当社ホームページ内には協力会社の一覧とホームページのリンクを掲載し、会社の紹介や採用に関する支援を実施しております。
また、東鉄工業パートナー広報誌「Professional」を定期的に発行し、2021年9月発行のVol.34までの間に約300社の協力会社を掲載しました。各社のプロフィールやユニフォーム(作業服)紹介をはじめ、現場のプロフェッショナルを紹介する「匠の仕事」、女性技術者を紹介した「見つけた!わが社のけんせつ小町」など、協力会社に向けて積極的に情報発信をしております。
今後も、協力会社と一体となって事業を進めてまいります。

機械作業技術交流会

鉄道工事の機械化が進む中で、安全で効率的な作業手順の確立を図るため日々改善に取り組んでいますが、様々な専門技術を有する協力会社間で、機械化施工に関する情報を共有する機会が少ないことが課題とされていました。
2022年10月、機械化施工のレベルアップを目的として、東鉄総合研修センターにおいて協力会社5社合同での「機械作業技術交流会」を企画・開催しました。他社の機械化施工を見学することにより、様々な工夫や施工技術に関する知識の水平展開がされ、大変有意義な交流会となりました。今後も、各社の施工技術レベルの向上に寄与する取組みを推進してまいります。

協力会社への技術指導

少子高齢化が進行し、建設業界の担い手不足に警鐘が鳴らされるなか、若手技術者の育成や専門技術の継承は、当社の社会的使命である鉄道の安全・安定輸送を守ることに直接結びつく、最重要課題のひとつです。これまでも協力会社の技術力向上を目的に、分岐器に関わる専門技術に精通する人材を育成するための研修等、さまざまな取組みを行ってきましたが、東鉄総合研修センターの稼働開始により、さらに強化を進めています。
今後の大型プロジェクトを見据え、2023年3月に新たに制作した「新幹線の電化柱耐震補強の実習設備」を活用した施工訓練等を実施しました。当社の特許技術を、協力会社作業員に教育することで、生産性向上を図るとともに、今後の受注拡大につなげていきたいと考えています。充実した教育・研修により培われた技術力・専門性に裏付けられた高品質な技術とサービスの提供を通じ、建設業界の課題に対処していきます。

協力会社の快適な職場環境を整備

協力会社とのパートナシップの強化を図り、仕事に集中できる環境を整備するため、当社では宿舎、事務所の提供や休憩室の整備など、快適な職場環境づくりを進めております。職場環境の改善により、協力会社社員のモチベーションアップと定着化が期待され、施工の品質向上、安全への意識の向上が図られるようになりました。

優良技術者・職長表彰制度

将来の優良技術者の確保と育成を目的とし、処遇の改善と業界への定着化を図るため、優れた技術者や職長に対して表彰する制度を導入しております。

部門 表彰制度名称
線路 線路優良技術者表彰制度
土木 優良工事管理者表彰制度
優良職長表彰制度
建築