COMPLIANCE
当社は、事業を通じた社会貢献を主軸に、「良き企業市民」としての役割を自覚し、地域活動、教育支援、文化活動など、社会貢献活動を積極的に推進、支援しております。
子供たちとの交流
埼玉支店では同区内にある児童クラブを訪問し、約40名の児童を対象に絵本の読み聞かせやクイズを交えながら、当社事業の特徴でもある大型保線機械(マルチプルタイタンパー)を使用した保線作業について「出前授業」を毎年実施しております。
書籍制作への協力
2016年発刊の絵本「まよなかのせんろ」(著者:鎌田歩 出版:アリス館)では、当社の業務の一つである終電後のマルチプルタイタンパーによる保線作業について情報提供し、制作に協力しました。 また、2020年発刊の学習ビジュアル専科シリーズ「鉄道のひみつ」(出版:小学館)では、保線車両の紹介記事に、当社の保有する大型保線機械の写真・資料を提供しました。
環境美化活動
新宿区では、例年5月と11月に一斉清掃活動が実施されています。当社もこの主旨に賛同し、2009年度から本社社員が参加してきました。さらに2014年度からは、新宿区の四谷地区町会が中心となって行っている「ごみゼロ運動」にも参加しております。また、現在では各支店や現場においても環境美化活動に積極的に参加する動きが広がり、地域とのかかわりを大切にしております。
寄付活動
「公益財団法人 日本盲導犬協会」に書き損じハガキや未使用の切手、使用しなくなった携帯電話等の寄付を行っており、盲導犬の育成活動に協力しております。
地域住民向けイベント
人材育成の拠点である「東鉄総合研修センター」は、地域に開かれた施設であることを目指し、地域住民向けのふれあいイベントを毎年開催しております。センターが立地している自治体・近隣企業と連携し、ご協力をいただくことで実現しました。ふれあいイベントでは、踏切や遮断機の説明、踏切に設置してある非常ボタンを実際に押てみる体験にくわえ、大型保線機械の作業実演や運転席への体験搭乗など、参加者に実際の鉄道施設に触れ、その形状や機能などを体感していただきました。また、社員有志が、鉄道模型の大型レイアウトを設置し、子供向けのNゲージ走行会も開催しました。多くの近隣住民の方にご来場いただき、各イベントに列ができるなど大盛況となっています。今後も、地域に根差した施設となるため、活発な地域交流に取り組んでまいります。
災害発生に備えた地域連携
2023年3月、つくばみらい市と防災協定を締結しました。本協定は、災害時における避難施設として、東鉄総合研修センターを地域住民へ提供するものであり、大規模災害発生時に高齢者や妊産婦、乳幼児など特に配慮を要する皆様を受け入れ、安心した避難生活を送ることができるよう地域の皆様へ安全と安心をお届けするものです。締結式で小田川市長は「災害時に配慮の必要な方々に安心していただくためにも、このような施設があることは心強い」と感謝の言葉を述べられていました。
災害復旧(地震)
2022年3月16日23時36分、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4、最大震度6強の揺れを観測する地震が発生し、これにより東北新幹線高架橋やJR常磐線が被災しました。当社では地震発生直後から素早く被災状況の情報を入手し、復旧のための人員・資機材等の体制を構築しました。翌朝からはJR東日本と連携し現地調査を行うとともに、復旧方法を検討・提案を行い、当社グループおよび協力会社が一丸となり、復旧作業に取り組みました。線路・土木・建築事業のシナジーを活かし、技術力を発揮することで、早期運転再開を実現しました。
復旧対応例
■東北新幹線
東北地方の大動脈である東北新幹線は大きな被害を受け、当社の線路・土木部門が連携して復旧工事にあたりました。1日に250名ほどの作業員が従事し、当初の見込みより1週問ほど早く復旧させることができました。
橋桁仮受け支保エ
高架橋補修
軌道復旧作業