安全で快適な交通ネットワークと社会基盤の創造を。
当社は、1943(昭和18)年7月、当時の鉄道省の要請により、鉄道の保持・強化を目的に「東京鐵道工業株式会社」として設立されました。当社が他の総合建設会社と大きく異なる点は、その発足経緯からもおわかりいただける通り、鉄道関連工事の専門技術をコアコンピタンスとしていることです。鉄道関連・耐震・防災・リニューアル・メンテナンスなどの工事において、人命を預かる重要な鉄道インフラを長年にわたり支え、信頼を築くとともに、「線路」・「土木」・「建築」・「環境」の4つの事業部門で独自性と相互シナジーを発揮することで、「誠実で☆キラリと光る☆ナンバーワン&オンリーワン」の東鉄工業として、「安全で快適な交通ネットワークと社会基盤の創造」に貢献してまいりました。
2023年、当社グループは創業80周年を迎えました。来る「創業100周年」を展望し、当社グループが結束して事業をより力強く推進するために「長期ビジョン」を発表いたしました。2043年に目指す姿を「交通インフラメンテナンスのリーディングカンパニー」と定め、その実現のために5つの戦略を軸とした取組みを推進しております。
「創業100周年の目指す姿」に向けて、2024年5月に、今後5年間で実施する具体的な重点施策として『アクションプラン 2029』を策定いたしました。東鉄工業グループ社員とその家族、協力会社の「満足度向上」により、顧客のニーズに応えるとともに、インフラを利用するお客様の幸せを通じて、地域社会の活性化に貢献してまいります。また、カーボンニュートラルについては、2050年に実質ネットゼロを目標と定め、地球環境に配慮した取り組みを積極的に進めてまいります。
これからも、資本コストや株価を意識した経営を推進し、中長期的な企業価値の向上を目指すとともに、すべてのステークホルダーと共に「持続的成長」を実現することで、「創業 100 周年に向けた Jump」に臨みます。
代表取締役社長